処理能力の向上

1.クラスタリング(clustering)

 複数のコンピュータを通信システムを介して論理的に結合し、
   一つの大きなコンピュータとして取扱う技術

 多数のコンピュータを結合することで処理性能や可用性を向上させる
   スーパーコンピュータはクラスタリングによって大量の資源を集約する

2.スプーリング(spooling)

 低速な処理能力の装置やソフトウェアを動作させる際に、
   高速な処理側の待ち時間を短くするために、
   処理すべきデータを一時的に記憶装置に保存し、
   遅い側に少しずつ転送して処理させる

 システムのスループットを向上させることができる

3.バッファリング(buffering)

 複数の機器やソフトウェアの間でデータをやり取りする際に、
   処理速度や転送速度の差を補ったり、通信の減速や中断に備えて
   専用の記憶領域に送受信データを一時的に保存しておく

4.ミラーリング(mirroring)

 同じ内容を同時に2ヶ所に反映することを指す
   複数の表示機器に同じ内容を同時に映し出すこと
   複数の記憶装置に同じデータを同時に記録する