4つの選択肢のいずれか、または複数を選び、最適なリスク対応を目指す

1.リスク回避

 リスクを生じさせる行動そのものを取り除く
   得られるであろうリターンと、失敗した場合の予想される損失を比べ
     リスクにリターンが見合わなければ、行動そのものを諦める

2.リスク軽減(低減)

 リスク発生した際の影響を小さくする、リスク発生の可能性を下げる
   影響を小さくする対策・・・(例)別工場で代替生産をする
   発生の可能性を下げる対策・・・(例)耐震補強する

3.リスク移転

 リスクを自組織外へ「移転」・「共有」する
   保険に加入する
   業務を専門家にアウトソースする

4.リスク保有

 特に対策をとらず、その状態を受け入れる
   リスクが受け入れ可能な大きさであると判断された場合
   現実的な対策がないためやむを得ず受け入れると判断された場合

5.概念図

リスク対応の概念図