1.Webビーコン(web beacon)

 Webページに埋め込まれた小さな画像(JavaScriptコード)のこと
   実際には画像でなくJavaScriptコードの方が多い
   またはアクセスデータを他のサーバに送信する仕組みを指す

   HTML内に「JavaScriptコード」または「画像ファイル」を入れておき
     Scriptまたは画像がサーバから読み込まれることで、
     「ユーザがHTMLにアクセスした」という情報を得る

2.概要

 Webビーコンを画像で設定すると、
   Webページになんらかの画像が表示される

   表示される画像は自由に設定できる
     1×1ピクセルの透明なGIF画像
     0×0ピクセルの実際には表示されない画像
       ユーザーからは見えない画像であることが一般的

   表示される画像は、Webページがあるサーバーではなく、
     外部(解析サービス提供業者)のサーバーに保管されている

Webビーコン

3.取得できる情報

 名前やメールアドレスなど、個人を特定できる情報は取得できない
   取得できる情報は以下のように限定される
     Webページを閲覧した日時
     閲覧したページ
     IPアドレス
     閲覧者のブラウザや端末

4.設置方法

 WebページのHTMLにWebビーコンタグを記載することで設定できる
   Webビーコンタグは、HTMLではなく、JavaScriptという言語

 アクセス解析サービス側から発行されたWebビーコンタグを、
   各WebページのHTMLソースにコピーアンドペーストするだけ

 CMSからだと、簡単にWebビーコンを設置できる
   共通域に設置するだけで、全てのページに反映される