1.Java
C言語をベースに開発されたプログラミング言語
語源はコーヒーのJava(ジャワ)
幅広いプラットフォームの環境の違いを吸収し、適切に実行される
開発環境とは異なる実行環境でも実行できる特徴を持つ
汎用性と安全性が高い
多くのプラットフォームで採用されているプログラム言語
デスクトップやWebアプリ
家電やIoT機器
カーナビ等の組み込みソフトウェア 等々
メリットとデメリット
メリット
実行環境の自由度の高さ
プラットフォームを問わずどんなコンピュータでも使える
コンパイル言語
処理速度が速く安定性がある、セキュリティ性が高い
世界的に見てもJavaの需要は非常に高い
デメリット
他のプログラミング言語よりもルールや難しい記述が多い
習得の難易度は高い
オブジェクト指向
考え方の理解に時間が掛かる、独学では挫折することが多い
小規模なシステム開発には向いてない
拡張性を活かしきれず、開発工数のみが増えてしまう
2.Java スクリプト(Java Script)
「ブラウザ上」で動作するプログラミング言語
ウェブページに複雑な機能を実装することを可能にするスクリプト
軽量なインタープリター型プログラミング言語でもある
ウェブブラウザーはテキストの形で JavaScript コードを受け取り、
テキストのままでスクリプトを実行する
実際には実行時コンパイルという技術で
バイナリーフォーマットにコンパイルされている
ウェブ標準技術の階層構造
HTML マークアップ言語、ウェブコンテンツに構造と意味を与える
CSS スタイリング規則の言語、HTMLコンテンツに適用する
JavaScript スクリプト言語、動的なコンテンツ作成等
補足(2025年)
当初の定義から時間も経ち現在では
Node.js環境が整備されて、サーバーでも動く言語となっている
3.Java アプレット(Java Applet)
Webブラウザ上(クライアント側)で動くJavaプログラム
セキュリティ上の問題やHTML5などの新しいウェブテクノロジーの台頭で
2018年に主要なブラウザがサポートを終了する
4.Java サーブレット(Java Servlet)
Webサーバ上(バックエンド側)で動くJavaプログラム
プログラミング言語のJavaを使って作成される
動的なWebページの配信システムを実現する
主な例:アクセスした人の好みや行動の傾向に合わせてページを表示

メリット
ライフサイクル管理
1回のセッションを管理し、1度リクエストが送られてきたら、
メモリに常駐しデータを維持することで返答までのスピードを速める
マルチスレッド対応
同時に複数のタスクを処理する
1秒間に数百回という速さで複数の処理を切り替える
あたかも同時並行で動作する様に見える
プラットフォームへの非依存
Javaというプログラミング言語のためプラットフォームに依存しない
どの端末からでも設定なしにプログラムを使える
追加するだけで機能拡張
モジュール化されており、部分の追記だけで機能拡張できる
5.VBScript
Microsoftが開発したスクリプト言語
業務で求められる一通りのことは可能
ファイル操作、テキスト編集、外部プログラム起動
Microsoft Office の起動や Database 接続等も可能
Excel、Access とのデータ送受信が可能
補足(2025年)
2027年にWindows上から廃止する
JavaScriptやPowerShellなど汎用性の高いスクリプト言語が誕生し
そちらの方が最新のWeb開発や自動化タスクに最適なため