1.自然言語処理とは
コンピュータに英語や日本語などの自然言語を読み込ませる技術
自然言語処理は以下のような過程を踏む
形態素解析・・・文章を形態素という単位で分割し、
それぞれの形態素に品詞を当てはめる
構文解析・・・・文章の構造を解析する
意味解析・・・・その文章の意味を解析する
文脈解析・・・・文の背景や文脈を考慮して文章を捉える
2.構文解析
構文解析の前に、形態素解析を行い文章を形態素に分解する
形態素をうまく組み合わせると、文節になる
文節間の構造を分析するのが、構文解析
構文解析で扱う文章の構造は、主に3種類
主語と述語
目的語と述語
修飾語と被修飾語
主語は、動作や様子の主体になる名詞
述語は、動作や様子を表す
目的語は、述語の対象となる名詞
修飾語は、副詞や形容詞などが該当する
副詞は動詞や形容詞、形容動詞などを修飾する
形容詞は名詞を修飾する
3.構文解析ツール
KNP(黒橋・長尾パーサー Kurohashi Nagao Parser )
京都大学の言語学研究室が開発した構文解析ソフト
日本語係り受け解析
CaboCha/南瓜
4.構文解析の実例
「Work Shop」の「構文解析の実例」を参照