1.サーバーログ取得型
Webサーバーに記録されたアクセスログファイルをもとに解析を行う
・ユーザーは、Webサーバーに対してページ表示のリクエストを行う
・リクエストを受けて、Webサーバーはページ内容をユーザーに送信する
・ユーザーのリクエスト内容が、
サーバー上に「アクセスログファイル」として記録される
・アクセス解析マシンが、一定の頻度でアクセスログを取り込み、解析する
・解析結果は、基本的にはブラウザなどに表示される
インターネットのトラフィックが増大し、解析するログの容量も増えてきた
更新頻度は1日1回とする場合がほとんどである
2.Webビーコン型(タグ型)
htmlに記述したJavaScriptのタグが動作して、
アクセスされたデータを解析マシンに送信し、解析を行う
Google AnalyticsはこのWebビーコン型である
・ユーザーは、Webサーバーに対してページ表示のリクエストを行う
・リクエストを受けて、Webサーバーはページ内容をユーザーに送信する
・ページが表示されると、
あらかじめページに書き込んでいたJavaScriptのコードが作動し、
アクセスのデータをASP、または自社で構築した解析マシンに送信する
・ASP、または解析マシンにアクセスデータは蓄積され、解析される
・解析結果は、基本的にはブラウザなどに表示される
解析を行いたい全ページにJavaScriptのタグを実装する必要がある
データの更新頻度は、解析ツールによって異なる
3.パケットキャプチャリング型
Webサーバーに流れるトラフィックを監視し、
その状況を解析マシンに送信し、解析する
・ユーザーは、Webサーバーに対してページ表示のリクエストを行う
・リクエストを受けて、Webサーバーはページ内容をユーザーに送信する
・このやり取りのトラフィックをパケットキャプチャという装置で読み取り
データを解析マシンに取り込む
・解析マシンでデータが解析される
・解析結果は、ブラウザなどで表示される
直接Webサーバーのトラフィックを測定するため、
基本的にWebサーバーが自社内の環境にあるときしか導入できない
トラフィックを直接測定して解析するため、
リアルタイムでの解析ができるという点がメリットだが
トラフィックの量や解析マシンのスペック次第では、
もう少し長いスパンでの更新も考慮する