ビジネス理論(その1)

ピーター・ドラッカーのマネージメント論

 組織を「社会の器官(organ)」と捉える
   組織は社会やコミュニティや個人のニーズに対処するために作られる
   あらゆるニーズに対処することは困難、特定のニーズに対処する


 組織は、社会が持ついかなるニーズに対処するのか

   その態度を明確にしなければならない

 組織が社会のニーズに対処するのを表明したものがミッション(使命)
   ミッションを明らかにすることで、

     社会に対していかに貢献するのかが明瞭になり
     ミッションそのものが、組織の存在理由を示すことになる


     ミッションとは
       過去によって規定される組織の存在理由
     ビジョンとは
       将来こうなりたいという理想像
     価値観とは
       ビジョンを実現するための行動基準
     企業理念とは
       上記3つの概念をひとまとめにしたもの

   ミッションを正しく理解して、それに従って行動すること
     それが組織が継続して成果を得るための最低限必要な条件になる
   ニーズに対するソリューション(解決策)を提供し
     受け取った社会やコミュニティ、個人から対価としてお金をいただく
   他の組織よりも抜きん出たソリューションを提供して

     顧客を創り出し繋ぎ止めなければならない

   組織が持つべき顧客創造の機能
     ・マーケティング(ニーズに応えて利益を上げること)
     ・イノベーション(新たな価値作り)
   両者をコントロールするのがマネジメント

     組織に成果を上げさせるための道具・機関・機能

企業理念