ChatGPTとプロンプト記号

1.プロンプト記号

 ChatGPTに指示を出す際に使用する特殊な記号
   記号を適切に使うことで、プロンプトの構造が整理され、
   ChatGPTがより正確に私たちの意図を理解できるようになる

 ChatGPT独自の特別な命令記号ではなく、
   プロンプトエンジニアリングでの一般的な手法の一つ

   AIが自動的に認識する変数ではない、
     人間がプロンプト文を視覚的に捉えやすく記述した文章を
     AIが同じように認識しているだけ

2.7種類の記号

 「#」「*」「-」はMarkdown形式として解釈され、文章を構造化する

記号説明使用例
見出し
シャープ(#)
情報を整理しやすくなり、プロンプトの構造を明確にする
AIだけでなく、私たち人間にとっても読みやすくなる
「# タイトル」のように使用する

#は最上位見出し
##は中見出し
###は小見出し
強調やリスト
アスタリスク(*)
箇条書きや強調したい部分に使用する
視覚的にも分かりやすくなる
「* 重要ポイント」のように使用する

「** 重要ポイント **」はより強調される
箇条書き
ハイフン(-)
普通のリストとして使用する
「*」と似ているが、シンプルな箇条書きに適している
「- ポイント①」のように使用するす
仕切り
バッククォート3つ(“`)
前後の文章と意味的に切り離し、内容を固定化する「“` そのまま “`」のように使用する

 「{}」「[]」「<>」はプレースホルダーや置き換え候補を示す慣習的な表記法
  プレースホルダー(Placeholder)とは、正式なデータや内容が決まるまで、
  一時的に場所を確保したり、仮の文字を表示したりする機能

記号説明使用例
選択肢
大括弧([])
複数の選択肢を示すときに便利
ChatGPTに選んでほしい選択肢を明確に伝えられる
「[はい/いいえ]」のように使用する
入力変数
中括弧({})
テンプレート化したプロンプトを作る際に便利
様々な条件で使い回したいときに、変更部分を明示できる
「{名前}」のように使用する
差し替え候補
不等号(<>)
一時的なテキスト差し替えに役立つ
プレースホルダーとして活用できる
「<ここに目的を入れて>」のように使用する

3.その他の記号

 「** / __」「‘‘‘」「| と -」は

記号説明使用例
強調記号
(** / __)
文章中の特定の語句を太字にして目立たせる**重要**や__必須__とすると、ChatGPTの出力でもその部分が強調され、読み手の注意を引く効果がある
コードブロック
(‘‘‘)
文章とコードや特定フォーマットのテキストを分離するときに使用する

SQLクエリやプログラムコードをそのまま提示する
定型文をそのまま出力させたいときに使用する
‘‘‘print”HellowWorkd”‘‘‘のように使用する
(shift+@で入力)
表作成記号
(| と -)
Markdown形式で表を生成するときに使用する
列の区切りに|、
ヘッダーと内容の区切りに-を使用する
幾つかの表がそのまま生成でき、見た目の統一感と視認性が向上する

3.注意点

 必ず、ブランクを記号の後ろに一文字入れること

 ChatGPTは内部的にMarkdownを解釈できるため、
   プロンプトの中でMarkdown記法を使うと、
   情報の階層構造や強調部分を理解しやすくなり、
   より構造化された回答を得られやすくなる