1.概要

 ドメイン名とIPアドレスなどの関連情報を、
   ドメイン名システム(DNS)サーバーが管理・提供するための指示書
     intra1.infraexpert.com. IN A 192.168.0.1

   ウェブサイトの閲覧、メールの送受信、サービスの種類などを
     制御するために利用される

 主要DNSレコードの構成
   ・Aレコード(ドメイン名とIPv4アドレスの紐付け)
   ・MXレコード(メールサーバーの指定)
   ・NSレコード(ドメインの権威DNSサーバーの指定)など

2.A(Address)レコード

 ホスト名とIPアドレス(IPv4アドレス)の関連づけを定義するレコード
   VALUEにグローバルIPアドレスを入力することによって、
   利用するサーバーへの名前解決が行われる

3.AAAAレコード

 ホスト名とIPアドレス(IPv6アドレス)の関連づけを定義するレコード
   VALUEにグローバルIPアドレスを入力することによって、
   利用するサーバーへの名前解決が行われる

4.CNAME(Canonical NAME)レコード

 ホストの別名を指定するレコード、エイリアス名 IN CNAME 本当のホスト名
   www.infraexpert.com. IN CNAME intra1.infraexpert.com.

5.MX(Mail exchange)レコード

 ドメインのメールサーバを指定するレコード
   infraexpert.com. IN MX 10 mail1.infraexpert.com.

6.NS(Name Server)レコード

 ゾーン情報を管理するネームサーバーのサーバー名を定義するレコード
   サブドメインについてNSレコードを記述した場合は、
   サブドメインを管理する権限を別のネームサーバに委任したことを示す
     infraexpert.com. IN NS ns1.infraexpert.com.

 NSレコードのホスト名はAレコードが登録されている必要がある