Microsoft社の提供する無料の開発用エディタ、略称はVSCode

1.特徴

 さまざまな特徴を持っている
   ・デバッグ機能を備える
   ・「拡張機能」によりさまざまな機能の追加の余地がある
   ・macOS、Windows、Linuxといったプラットフォームをサポートする
   ・Git連携機能を使える
   ・様々なプログラミング言語をサポートする
     シンタックスハイライトが使える
       予約語、マークアップ言語のタグ名や属性値等を着色表示する
     スニペット機能が利用できる
       短いコードの断片(切れ端)を登録し、呼び出して貼り付ける
     インテリセンス(補完機能)が使える
       キー入力を監視し、パラメーターの情報を提示する
     リファクタリングが使える
       重複したコードを削除、変数・関数の命名を分かりやすくする

2.システム要件

 現在流通しているPCではまったく問題なく軽快に動作する
   古いOSを使っているという場合には注意が必要

 公式サイトからダウンロードしインストールする
   参照:VSコードのインストール
   

3.Webブラウザ版

 見た目も一緒で、テキストエディタとしてWebブラウザで利用できる
   vscode.dev
     できるのは
       ローカルのファイルを扱える
     できないのは
       コンパイルやデバッグ、ターミナルでの操作 等

4.画面構成

 ・画面左端の「アクティビティバー」①の部分
   アイコンが並ぶ、拡張機能の検索・ソースの検索・管理・実行・デバッグ等

 ・右隣の「サイドバー」②の部分
   現在開いているワークスペースやファイルの名前が表示される

 ・右側の上端の「編集エリア」③の部分
   コードを記述する場所

 ・右隣の下段の「パネルエリア」④の部分
   ターミナルやデバッグの情報、エラーの確認などができる

 ・最下段の「ステータスバー」⑤の部分
   開いているワークスペースの通知を表示したり、エンコードなどを表示する

画面構成

5.アクティビティバー

 アクティビティバーの上で右クリックする、以下の機能名が表示される
   エクスプローラーの表示
   検索の表示
   ソース管理の表示
   実行とデバッグの表示
   拡張機能の表示
   リモートエクスプローラーの表示
   Pythonの表示