1.カンバン方式

 ジャストインタイム(Just In Time)生産方式の重要な構成要素

 トヨタの「かんばん方式」に代表される
   必要なときに必要な個数の部品を提供する生産方式
   部品の不足による工程の停止、作りすぎによる在庫費用の増大を防ぐ

2.クラフト(Craft)生産方式

 熟練した職人(クラフト)が全部または一部の工程を手工業で生産する方式
   高級時計の製造過程をイメージするといい

 セル生産方式を徹底したもの

3.セル生産方式

 1人または少数の作業者チームで製品の全組立て工程(製品検査)を行う方式
   多品種少量の生産に適している

 ライン生産方式と対極にある生産方式
   仕掛品の移動をなくす、多種類かつフレキシブルな生産に適している
   作業者のモラール向上にも役立つ

4.見込み生産方式

 生産開始時の需要予測に基づき、見込み数量を生産する方式

 需要予測や販売計画に基づいて生産の見込み計画を立て、
   計画を基準に生産指示をかけていく
   繰返生産形態で必要とされる

5.リーン(lean)生産方式

 痩せた(lean)の意味で、ムダのない生産方式
   管理を徹底して効率化することで、
     従来の大量生産方式と同等以上の品質を実現しながら
     作業時間や在庫量が大幅に削減できる生産方式

 MITが特にトヨタ生産方式を研究し、一般化・再体系化する