テストの種類

1.例外テスト(Exception Test)

 異常な事象(例外と呼ぶ)が発生した際の処理内容のテスト

 例外処理が用意されている場合
   明確に定義されているので定義に従ったテストを行う
   (例)入力間違い等
 例外処理が用意されていない場合
   対応が困難な致命的な例外や想定外の事象は
   事前に把握されていないので、影響を局所で止まるかをテスト

2.機能テスト(Function Test)

 機能要件を満たしているか否かを確かめるためのテスト
   目的を果たす働きを確かめる

 検証のための機能テスト
   機能仕様に対して適合していることを判定する
 妥当性確認のための機能テスト
   最終製品の本質的な意図との齟齬ソゴがないかを評価する

 単体テスト、結合テスト、システムテストのどれレベルでも行われる
   各レベルによってその目的と機能は変わるので、テスト内容も変わる

3.浸透テスト(Penetration Test)

 ネットワークに接続されたシステムの安全性を検証するテスト
   既に知られているサイバー攻撃手法を使って
     実際にシステムに侵入や攻撃を試みる
   「侵入テスト」「侵入実験」「疑似アタックテスト」等と言われる

   対象のシステムにサイバー攻撃を実施し、
     攻撃の可否や想定される被害などを調べ、報告する

4.ストレステスト(Stress Test)

 想定を超える高い負荷をかけたときの挙動を調べるテスト
   試験対象の機器やソフトウェアに大量のデータや接続要求を送る

   過負荷状態に追い込み、負荷の程度と性能の劣化の関係性を調べる
   停止する限界を調べ、好ましくない動作を引き起こさないか確認する