1つのルートディレクトリ( / )を起点とするツリー構造
Windowsのようにドライブレターは無い
1.各ディレクトリの役割
/(ルート) | ファイルシステムの最上位に位置し、すべてのパスや構成がここを起点とする |
/bin | 基本的なユーザー向けのコマンド(例: ls , cp , mv , cat , rm など)を含み、ほとんどのLinux操作に必要不可欠 |
/sbin | 主にシステム管理用のコマンド( shutdown , mount , fsck など)を格納し、rootユーザー専用であることが多い |
| /etc | システム全体の設定ファイルが集約されている ユーザー管理、ネットワーク設定、サービス設定などもここに含まれる |
/home | 各ユーザーごとに個別のディレクトリを持ち、個人データや設定ファイルを保存する |
| /root | スーパーユーザー(root)のホームディレクトリ 通常のユーザーディレクトリとは別扱い |
/tmp | 一時ファイル用の領域で、再起動時に内容は削除される スクリプトやアプリの一時的な作業ファイルに使用される |
| /var | システムの運用中に内容が変化する可変データを保存する/var/log システムのログファイル群 /var/tmp /tmpより長期間保存される一時ファイル /var/mail ユーザーのローカルメールボックス |
/dev | システム上のすべてのデバイス(ハードディスク、USB、仮想端末など)をファイルとして表現する特別なディレクトリ |
/mnt や /media | リムーバブルメディア(USB、CD/DVDなど)や一時的なファイルシステムのマウントポイントとして使用される |
/boot | OSの起動に必要なファイルを格納する Linuxカーネル、初期RAMディスク、GRUBの設定ファイルなどが含まれる |
/lib , /lib64 | システムの基本的な共有ライブラリ( .so ファイル)を格納する/bin や /sbin 内のプログラムが依存する |
/opt | 追加で導入されたアプリケーションをこのディレクトリにインストールする 例: /opt/google/chrome/ |
/proc | カーネルとプロセスの情報を動的に提供する仮想ファイルシステム 例: /proc/cpuinfo |
| /run | 起動時に必要な一時的なデータ(PIDファイル、ソケットファイルなど)を保存する |
| /srv | FTP、HTTP、DNSなどのサーバーサービスが利用するファイルを保存する |
| /sys | ハードウェアおよびカーネルに関する情報を表示する仮想ファイルシステムデバイス構成や状態を確認するのに便利 |
| /usr | 共有可能なアプリケーション、ライブラリ、ドキュメント、ヘルプファイルなどを含む大規模なディレクトリ /usr/bin 一般ユーザーが利用するプログラム /usr/lib 共有ライブラリ /usr/share マニュアルや設定テンプレート、翻訳ファイル等 |
2.ディレクトリの体系
