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  • Kiosk Modeとは

    1.Kioskの意味

     世界的に認知されている「便利な多目的小型店舗」のこと
       「kiosk」は、あずまやを意味するトルコ語「kiushk」が語源
       日本では、JR各社のスタンド型売店として
         「清い」「気安い」の意味を込め、「キヨスク」と表記・発音する

    2.Kiosk Modeの意味

     PC、タブレット、スマホなどの端末で、
       特定のアプリやウェブサイトだけを表示・操作するように制限すること

     使用例として
       公共施設、売店、POSレジなどで不正操作や誤動作を防ぎ、
       安全かつ専用の端末として運用するために活用される

    3.使用例

     シングルアプリキオスク
       デバイスが 1 つのアプリケーションにロックされ、
         ユーザーはそのアプリにしかアクセスできなくなる

       不正使用防止が必要な単一機能に最適
          小売店の POS、病院の予約システム、企業の訪問者登録

       高度なセキュリティが求められる
         金融 ATM マシンや政府サービス端末に不可欠

     マルチアプリキオスク
       承認された複数のアプリへのアクセスを制御し
         軽い操作でマルチタスクを実行する

       空港のセルフサービス端末、ショッピングモールのキオスク

       役割ベースの権限管理により、
         ユーザーは役割に応じて異なるツールにアクセスできる

     ウェブサイトキオスク
       ブラウザがロックダウンされた状態で実行される
         軽いインタラクションを伴うコンテンツの表示に適している

       企業サイトや公共図書館の検索端末を介した展示会の商品紹介

       Windows、iOS、Android 間で一貫したランタイム環境を提供するので
         クロスプラットフォームの互換性が優先され、
         カスタム アプリの開発なしで標準の Web 構成による展開が可能

     デジタルサイネージディスプレイ
       ユーザーの操作なしで、スケジュールされたまたはリアルタイムの
         ビジュアル コンテンツを再生する

       ブランド マーケティングや情報の発信に最適

       小売店でのループ映像、交通ハブでのスケジュール表示、
         レストランでのメニュー更新

    4.Kiosk Modeのメリット

     限定的な操作性
        1つのアプリのみ動作する、
       またはWebブラウザで特定のページしか表示しない

     セキュリティ向上
        一般ユーザーが端末の設定変更や不要なアプリを起動するのを防ぐ

     簡単な運用
       専用端末として、誰でも直感的に利用できる

     利用場所の限定
       セルフサービスキオスク、デジタルサイネージ、注文用端末、券売機 

    5.各種制約

    OS キオスク機能の特徴主な用途特徴・強み
    Windows割り当てられたアクセス、マルチアプリ受付PC、POS、展示用PC従来のPCアプリが使える、強固なセキュリティ
    ChromeOSChromeキオスクアプリ、マネージドモードデジタルサイネージ、検索端末管理が簡単、クラウド特化、低コスト
    Android画面ピン留め、MDMによる画面固定店舗注文端末、受付アプリタッチ操作、モバイル性、UIが直感
    iPadOSシングルAppモード、ガイドアクセス展示用端末、POSUIが快適、動作が安定している

  • OTP、Basic認証、Digest認証、Session-based認証、Token-based認証、OAuth、OpenID、SSO、SAML認証、Kerberos認証とは

    1.OTP(one time password)

     1度だけ、あるいは短期間だけ利用できるパスワードを利用した認証
       正しいIDとパスワードを入力した後、
       事前に登録した電話番号のスマートフォンなどに対し、
       ワンタイムパスワードを送信する

       送信されたワンタイムパスワードも正しく入力すれば、
       正当なユーザーであると判断する

     メリット
       毎回ランダムに生成され、時間が経過すると二度と使用できない
         第三者に読み取られても、不正アクセスされる可能性が低い
       毎回文字列が変化するという特性上
         従業員全員分のID・パスワードを管理する手間が省ける

     デメリット
       不正アクセスを100%防ぐ力がない
         端末がすでにマルウェアに感染している場合は情報を抜き取られる
         パソコンやスマホ端末自体の乗っ取り被害に弱い
         パスワードの送付先がバレていると読み取られる
         ログイン情報そのものが流出すると防ぎきれない

    2.Basic Auth(Basic Authentication)

     HTTPのプロトコル上で
       事前に設定したIDとパスワードを入力することで認証する
         最も基本となる認証方式

     認証に用いる情報を入手するだけで、かんたんに乗っ取ることが可能
       簡易的な機能でしかないため、そのほかのセキュリティ対策が必要

     デメリット
       セキュリティレベルが低く、暗号化に非対応
         リクエストごとに毎回認証を行うので煩わしい

    3.Digest認証

     IDやパスワードを入力してログインを行う認証方法
       入力したIDやパスワードをハッシュ化した上でサーバー側に送信する

       ベーシック認証にあったセキュリティレベルの脆弱性が改善される

       ハッシュ化とは、入力した文字を別の値に変換した上で送信すること
         一度変換した値は元の文字に復元できない

       送信時に入力した文字をハッシュ化して別の値に変換すれば
         第三者が入手できたとしても、アカウントが奪われることはない

     メリット
       ベーシック認証にあった脆弱性を改善し、セキュリティレベルが高い

     デメリット
       ユーザー側が誤って元のIDやパスワード情報を保管せず、
         ハッシュ化した後の値の方を保管してしまっていた場合では
         ハッシュ化した後の値は、元の文字に復元できないので
         元のIDやパスワードを忘れてしまった場合には再設定が必要

    4.Session-based認証

     Webサイトは一人一人にセッションIDと呼ばれる番号を割り当てる
       セッションIDによって一人ひとりの行動がすべて把握でき
       Webサイトにいるときはずっと同じセッションIDを持ち続ける

     Webサイトはを閲覧した履歴や情報をcookieに保存する
       cookieを使ってセッションIDを保存しておけば、
       ログイン時の認証を行うことなくスムーズに入ることが可能

     メリット
       ログインの度に認証を行う手間が省ける
         サイト側のログイン後の処理も高速で行えるようになる

     デメリット
       cookieを用いていることで、第三者が勝手にユーザーの電子機器を
         使った際には簡単に悪用ができてしまう

    5.Token-based認証

     cookieの代わりに、トークンを利用する方法
       トークンとは使い捨てのパスワードで
       30秒程度の短い時間しか使えないパスワードを発行し
       時間内に入力することで、ログインを可能にする

     トークンの種類
       ハードウェアトークン
         物理的な電子機器を用いたもの
           USB型や、キーホルダー型、カード型がこれに該当する

       ソフトウェアトークン
         PCやスマホなどで使用することのできるトークンアプリ
           アプリをインストールし、パスワードを発行し
           短時間だけ使用できるパスワードを表示する
           パスワードを入力することで認証がされる

     メリット
       高いレベルのセキュリティを保持できる
         パスワードがその都度使い捨てになるため、
         仮に第三者にパスワードを知られようと不正ログインを防止できる

       ユーザーがパスワードを記憶している必要や、再設定をする必要がない
       
     デメリット
       PCやスマホがウイルスに感染している場合には
         トークンで発行したパスワードをユーザーよりも早く使用できる

       毎回使い捨てのパスワードを発行するのが手間になる

    6.OAuth(Open Authorization)

     ユーザー本人以外に権限管理機能を持たせる
       自身の情報を扱う権利をサイト側に与える

       ユーザー本人以外にアカウントの権限管理機能を持たせる
         サービスやアプリ間の連携が可能となる

         Xで投稿した写真をFB等に自動で投稿できるようになる等々
           多岐に渡った使い方ができる

     メリット
       ユーザー登録の手間が省け、アプリ間の連携が可能になる
         他者にアカウントの権限を与える際も、
         ユーザー自身で行使する権限の範囲内や、
         行使可能な期限を設定できるため、
         セキュリティの安全性を維持できる

     デメリット
       他者に権限を与える際に、悪用される可能性がある
         権限を与える際は注意事項をしっかりと確認する 

    7.OpenID(オープンID)

     一つのIDとパスワードを使って複数のサービスやアプリが使える
       OpenIDとOAuthとの違いは、
         OpenIDは他者が利用できるのはログイン機能だけに限定されている

     メリット
       ユーザー登録の手間が省け利便性が向上する

     デメリット
       OAuthほどではないにしろ、
         アカウントの権限を他者に与えるので情報漏洩に注意する

    8.SSO(Single Sigh-On)

     一つのIDとパスワードだけで複数のWebサービスやアプリの認証を行う
       複数のIDやパスワードを作成する手間がなくなり、
       認証情報を一元化できる

     メリット
       一つのアカウント情報だけで一元管理できる

     デメリット
       万が一パスワードが流出してしまった場合は被害が拡大する

       SSO認証システムが停止してしまった場合には
         関連するすべてのサービスやアプリにログインできなくなる

    9.SAML(Security Assertion Markup Language)認証

     XMLベースの標準規格(サムル)を用いた認証方式

     SSO認証を実現させるための(SSO認証の一部)技術
       一つのIDやパスワードで複数のサービスやアプリの認証を行うこが出来る

       高いセキュリティレベルを持っている認証方法の一つ
         アクセス要求をしてきたユーザーに対して、
         なりすましを行っていないか登録しているユーザー情報と
         一致するか確認をした上で認証を行う

     メリット
       一度認証を行うだけで複数のサービスやアプリの認証を行わなくて済む
         利便性が非常に高くなる

     デメリット
       一度IDやパスワードが漏洩してしまうと被害が拡大する

    10.Kerberos認証

     ギリシャ神話の地獄の番犬(Greek:ケルベロス)に由来する

     SSO認証を実現させるための(SSO認証の一部)技術
       一つのIDやパスワードで複数のサービスやアプリの認証を行うこが出来る

       特徴は、チケットと呼ばれる機能(有効期限付き鍵)がある
         チケットには時刻同期の仕組みやタイムスタンプが記録されており
         万が一第三者が盗み見を行っていたとしても、
         有効期限内になりすましを行うのが難しい状態を作り出す
         
         チケットを持っているユーザーだけが認証される仕組み

     メリット
       一元管理や、管理の手間が省ける

     デメリット
       万が一チケットを第三者に奪われた際には、被害が拡大する